インテリジェンスハンター

『アスペルガー症候群』というのをご存知ですか？

 

アスペルガー症候群とは自閉症障害の一種で、

現代社会ではこれに悩んでいる方がとても多いのです。

 

中には自分がアスペルガー症候群だと気づいていない人も多く、

仕事を全うにすることができない人も。

 

アスペルガー症候群の人には、

普通の人とは違う特徴をいくつか持っています。

 

今回はアスペルガー症候群の特徴について

紹介したいと思います。

 

この人アスペルガー症候群なのかなあ・・・？

 

って思う兆しがあればチェックしてみてください。

 

アスペルガー症候群の人の特徴

 

アスペルガー症候群にかかっている人は、

普通の人とは違う行動や思考を持っています。

 

やはり特徴的なのは、

コミュニケーション能力の発達の偏りですね。

 

言葉の使い方の問題が大きく、

思ったことを素直に喋ってしまうことがとても多いのです。

 

例えば、自分がおもらしをしてしまい、

会社に遅れていくことを報告しようとします。

 

普通はおもらしをしたことを報告するなんて恥ずかしく、

「電車が遅れた」「体調が優れなかった」

などといった嘘をつきますよね。

 

しかし、アスペルガー症候群患者の人は、

おもらしをしてしまった事を正直に言ってしまうんです。

 

空気が読めない言動や行動をしてしまうのが

アスペルガー症候群の特徴ですね。

 

他にも心の中で思った事をつい口に出してしまうこともあり、

怒られている時につい暴言や小言を言ったりしてしまいます。

 

こういったことで対人関係が上手くいかないことが多くなり、

孤立してしまう事が多くなってしまいます。

 

 

会話が上手くいかない？

 

他の特徴としては特定の分野への

強いこだわりを持ってる場合が多いです。

 

一つの事に対しては積極的に物事を行うことができるものの、

たくさんの事をそつなくこなせと言われると何もできなくなったりします。

 

他人と話をしている時も自分の興味を持ってることを

積極的に話してしまい、周りが見えなくなってしまう事も。

 

また、言外の意味を汲み取ることも苦手とします。

 

家に電話がかかってきて、

「～～さんはいますか？」

という問いに対しては、

「はい、います」

と答えます。

 

しかし、

「～～さんを電話に出してください」

という問いに対しては、

「～～さんはいますが、今は会社にいません」

と、答えてしまうのです。

 

こういった慣用表現もアスペルガー症候群患者には、

混乱を招いてしまうことが多いのです。

 

 

アスペルガー症候群患者とはどう接すればいいのか

 

もし、身近にアスペルガー症候群と思われる人が

いた場合はどうすればいいのでしょうか？

 

通常の人とは、考え方も表現方法も違うので接し方が難しいですよね・・・

 

よく言われているのは、同情ではなく”理解”することが大事ということ。

 

キツイ口調で、

「◯◯はダメです！」

と言うのではなく、

「◯◯したらいいね」

と言うことが大事。

 

他にもアスペルガー症候群患者は、会話から得る情報よりも

紙に書いた情報の方が入りやすいと言われています。

 

会話が噛み合わないなー・・・って思って際には、

紙を使って端的に、箇条書きで書く方が患者にとって分かりやすいんです。

 

アスペルガー症候群患者中には、自分の事を理解できてない人もいます。

 

そういった人がミスを侵した際には、怒鳴るのではなく、理解してあげることが大切ですよ。